宗教法人 大祖教
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『神汝に既に無限億万円を与え置きたるに汝かえりみて懐を見られよ』

今月の神話解説

今月の御神話解説

神は凡ての人憐れみて 不純の因縁に閉じ込めたり
今月のコラム

平成二十二年五月八日御神話解説
 
「神は凡ての者憐れみて不純の門に閉じ込めたり 死ななき命を愛甦(じかく)あれ」
 
 本日は、この御神話からお話させて頂きます。
    
 先ず、「不純の門」とは健康でない、円満でない、物質不如意である。この因縁に長い間閉じ込められて、まるでこれが当たり前の様に、現在ではなってしまっているのでございます。
 
 これは、小宇宙である人間の身体の六根に虫が湧いて、神様の御心に背いているからなのです。親の心子知らずと、昔から申しますが、神の子である人間が、動物人間に成り下がり、不平不満、あってもあってもまだ足りず、親切にされても感謝せず、人の良い所は認めず、良ければ妬み、又邪推して焼きもちを焼く。その上、自分は偉いという自尊心、自惚れのみ強く、動物人間になった下等な行いは虫が湧くのです。
 
 この反省なく、自惚れの強い人間の作った罪は、一万八百通りの病気となり、さらにその罪を重ねて行くと、七つの重刑である中風の病となるのです。下を食む人は、人間を理解してやる事が出来ない為に、目が見えていない罪により、目の病気になります。
 
 軽症で、風邪を引いたり、耳がおかしい、歯が歯槽膿漏になった、これは皆心の糸のもつれからきているのです。縁のもつれは、神経痛になります。金銭的なもつれは結核に、肉欲てもつれる人は子宮の病や、子供が出来なかったり、夫婦別れになったりします。
 
 それから、要求不満で上の人に当たる。これは、地上界では下を食む罪の倍になります。まして、人間の親である神の道を妨げる人は、七つの重刑の一つ癩病の罪となるのです。
 
 大祖のお道として、天地東西南北があります。先ず、東の道は親子の道です。何時の世が来ても、子が偉くなっても、親は親であり、子になる事はないのです。親は、いくら宜しくない子供でも、世話が焼けても,かわいいのです。親の愛に代わりはありません。
 
 子は一時的に、成長期に於いて、盲目の時や、時に気違い状態の時がありますが、成長したら、親の恩が分かってくるのです。戦争で派遣された兵士が、亡くなる時一番に頭に浮かぶのは、親の姿です。親は、子を育てる義務があり、子は親に仕える義務がある。これが本当の東の親子の道である、と教えて頂きました。
 
 西の道は、天地を型どった夫婦の道です。今は、男女同権の時代です。権利も主張する事も同権でよろしいのですが、いくら同権であると言っても、赤ちゃんを男性は産む事はできません。世の中がどのように変わるとも、本性的なものは、見失う事の無い様にと諭されました。
 
 北は、子弟の道です。親子は一世、夫婦は二世、子弟は三世と申します様に、この世では一番縁の深い関係です。近頃では、学校の先生の質も権威も地に落ちて、嘆かわしい事ですが、尊敬される方も多くいて、やはり、先生は先生、教えを受ける人として敬うべきです。
 
 南の道は、朋友です。自分を支えてくれる友達位大事なものはありません。心を支え合う友達は、大切にしたいものです。
 
 この東西南北の、親子の道、夫婦の道、朋友の道、子弟主従の道、この陰陽の道を進む道すがら、過去の罪で試験がでるのです。これにかからぬ様に、神様の本随を知って一歩一歩前進致しましょう。
 
 先ず神様を愛し、崇め、先祖を愛し、人を愛し、頂く全ての糧に感謝し大事に遣わせて頂き、子孫に引き継いで渡せる陰徳を作る事が出来たら、どんなに幸せでしょう。日々精進したいと思います。
 
◆平成二十二年六月お知らせ
毎月の八日、午後一時より感謝祭をさせて頂きます。月に一度の感謝祭にぜひ足をお運び下さい。六月は、大祖教の特別行事はありません。
 
 皆様、お元気ですか。五月は一番気候の良い筈ですが、このところの気温の乱高下に閉口しています。風邪を引いている人も大勢いるようで、皆様も御身体には十分注意なさって下さい。
 
 先月少しお話した盲目のピアニスト、辻井さんが今ブームの様で、先日もテレビで拝見致しました。いつもの事ながら、目が見えないのに、達者に感性豊かにピアノをひかれるのには、感嘆致しましたが、その中で自分が今、一番感謝しているのは、小学校の担任であった恩師であると話されました。
 
 その恩師の方のお手紙も届いていて、そのお手紙によりますと、辻井さんは、盲学校の小学校入学の時、ピアノだけは弾けたけれど、他は何も出来ないお子さんでした。そして、とても泣き虫で、靴が履けないと言っては泣き、服が着られないといっては泣き、ミルクのフタが取れないと言っては泣き、一日中泣いていたそうです。
 
 先生は、いわば普通の子供ならば、簡単に出来るこれらの事を、全て手取り足取り教えて、叱咤激励で励まし続けて出来る様に育てられました。それは、本当に大変な事であると思います。
 
 優れた点は伸ばしつつ、普通の人間として出来ねばならぬ事を教育する。本当に頭が下がります。
 
 私は、このお話を聞きながら、良い点は伸ばしつつ、劣っている所は引き上げて行く、育てる事の大切さを痛感致しました。先月の御神話解説でもお話した様に、御教祖様は、育て方を間違ってはいけない。大輪の菊の花は大輪に咲かせ、野菊は野菊の様に、育て方を間違うと、その子をつぶしてしまう事になるから、とおっしゃっておられました。
 
 今迄、自分の子も含めて果たして本当にその子にあった育て方をしただろうか、音楽教育に携わる者として、ずいぶん間違っていたのでないか、もっと伸びる子もあっただろうし、もっと他の才能を見つけて上げられなかった子もいるかもしれないと、とても反省致しました。
 
 御教祖様は、育ての達人で、個性の強い大祖教の天使信徒一人一人の個性を良く掴んで、それらを生かすように育てて下さいました。御教祖様の様にはとてもいきませんが、私もこれからは、もっと一人一人の良い所を見て、大きく育てて行きたいと思っています。
 
 それでは又、良き日々を御過ごし下さい。
 
 

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