
本日は昭和43年2月8日の御神話からお話をさせていただきます。人の生き方には本当に救われる、神の光を、笑いの光を呼ぶ生き方と、その反対に悪の方へ、末路の方へと向かう生き方とがあるのでございます。
人間の五感で決めた事は、円満であろうと、物質であろうと、知識、学問(これは、物質に比べると遥かに上のもので、人に盗られるということも無い物ではありますが)であろうと、これは、小脳と中脳で考えた、ただ、頑張ってかき集めただけのもので必ず行き詰まりが来て、末路へと向かうのです。愛でさえ、親が我が子可愛いと盲目的に愛するのは、血欲という身の欲なのであります。
それから、心の開きを知らないで、ただ、身体を使う行者信仰もございます。どんなにきつい行をしても、祓っても祓っても又来る、そして、もう、身体は使えなくなってしまって、こんなに信仰したのに何でであろうかと、悩まなければならない日が来るのです。
又、盲目信仰の危ない信仰を教えている会もあるので、この盲目の動物行力のみを頼りに朝から晩まで祈ってみたところで、身辺のチリを一次的に払うだけで、積んでは壊し積んでは壊し、あれがいけない、これがいけないと狭い枠の中で突き当たって自分の気に合ったことしか続けられないのです。
国同士であろうと、人間同士であろうと、その国の風習、その人間の限界で良いと悪いとを決めてもそれは自分の都合の良いように決めたことなので、自分に都合の悪い事が出てきたなら怒るのです。このような我田引水の心が癌の元を作るのです。この頑固の枠を解かなければ因縁の枠に閉じ込められて、必ず倒れるのです。
真の神の子であれば、只自分の為だけにする事はなく、互いに和となり、互いに救われ、互いに喜んで、互いに物持ちになって、生きている世界で本当に良かったと、笑いの世界にならなければならないのです。
ある青年が御教祖様に「お金が欲しい、お金が欲しい」と言うので、『よし、二億円やろう。そうすると、朝から晩までお金を数えなければならないけど、どうする?』と訊かれたそうです。この時代のお金は、今の5倍はあったでしょう。そうすると、彼は『そんなもの、やってられん。』と答えたそうです。ですから、本人の徳の無いのに欲張らなくて良いのです。自分の遣う範囲で、自分が所有している範囲で、自分が維持していける範囲で、その人の頭の開いた程度において、心を整理整頓させればいいのです。
人が救われるように、と言っても、これはなかなか難しい事でございます。落ち込んで苦しんでいる人に、優越感からか、あれがいけない、これがいけない、と言っても相手は救われません。私は、昔、上の子の事で苦しみ悩んでいる時に、学校の先生などから、偉そうに良くお説教されました。黙って訊いている他はなかったのですが、胸の中は煮えくり返る思いでした。でも、御教祖様は、いつも、「可哀相に」と仰って、私の心の内を汲み取ってくださる一言を言って下さいました。そのお陰で、「神様は判って下さっている。」と本当に心が救われて頑張れたのです。この時の経験から、人に話をする時には、「この人の立場で、この性格ならこう考えるのも無理は無い。それならどの様に話をすべきだろう?」と考える事ができるようになったように思います。
また、御教祖様がご存命中、ご自身のお体を犠牲にされて、御辛い状態を耐えて、私たちを導き、救ってくださった事を知って、今,私達にできる事は、感謝とお詫びを込めて御教祖様への祈願祭をさせていただく事だと思っています。大祖教の天使たるものは当然の事でございましょう。
又、御神話に、天皇家の一番の仕事は、祈りであると。一日の始まりは、「日本の国が安泰であれ、民が安らかであれ」と、祈る事なのだそうでございます。それ故に天皇家は尊いと。自分の事は後回しにして、先ず、国と国民のために祈る家は日本の国でも天皇家だけであると仰いました。今、私たちは、行事のたびに日本国開運祈願をさせていただいておりますが、これは、自分のためであり、神の御心であります。
私たちは、護光天の御教えを受けて、今生かされている事を知って、人が救われるように、人が救われたなら自分は何倍も救われるのです。互いに支えあってこの信仰の道に進みたいと思います。
◆新年三気祭御先祖祭のお知らせ
| 場所 |
西宮高座山本部教会 |
| 日時 |
平成二十一年一月二十日午後一時より |
三気祭とは、一月二十日の二十日正月の日に、新しい年の海山野の幸に感謝する、お正月納めの行事で、衣食住の徳を神様から頂かれる行事です。又新年先祖祭は、新しい年を迎えられた事を先祖に感謝して、子孫繁栄を祈ると共に、先祖に御徳を送る行事です。一人でも多くの方が参加下さり、本年が良い年となります様願っております。
◆節分祭のお知らせ
| 場所 |
西宮高座山本部教会 |
| 日時 |
平成二十一年二月三日午後一時より |
節分祭とは、暦の上でのお正月です。八百万の神様の配置替えの時でもあります。この日は、悪鬼退散の豆まき、神様より三感の御徳を頂く蜜柑まき、この世の徳を頂く福銭まきがあります。厄落としの御善哉もふるまわれます。年女、年男の方、厄年の方は、特にお参り下さい。お待ち致しております。
皆様、明けまして御目出度うございます。御家族で楽しいお正月を過ごされた事と存じます。毎年頂く年賀状というものは、普段会えない人からの事が多く、楽しみなものですが、今年頂いた年賀状の中に、二男が素敵なお嫁さんと結婚しました、そして、始めて娘を持った気持ちで、ランチやお買い物を二人で楽しんでいます、という年賀状がありました。家族が増えるのは本当に良いものですが、この御家族のほのぼのした暖かさ、にじんでくるやさしさに心安らぐ思いが致しました。本年も、どうぞよろしくお願い致します。