宗教法人 大祖教
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『神汝に既に無限億万円を与え置きたるに汝かえりみて懐を見られよ』

今月の神話解説

今月の御神話解説

神の恩恵により一層の感謝を
今月のコラム

四年に一度のオリンピックも幕を閉じて数週間しかたたないのに、それが真夏の夜の夢であったかの様に思える九月でございます。
 
開催地であった中国の力の入れようは大変なもので、テレビ番組によりますと、開会式の歴史絵巻の他にも伝統的なものを取り入れ、メインスタジアムの「鳥の巣」は天を、その客席の色は火を象徴し、水泳会場はもちろん水と地を表しているとかで,メインスタジアムに灯されていた聖火は古代ギリシャ文明伝来のものでございますが、中国文化においても、火や水を貴重なるものとしてとらえる根本は古今東西通じるものであると存じます。
 
この夏、「火」の一つの形である「エネルギー」の原料の石油が値上がりしたため、ガソリンはじめ数々の商品も高騰し、陸を走るトラックから海で漁をする漁船に至るまで世界中のそこかしこで悲鳴に近いものが聞こえ、果ては旅行の形態から車の車種まで変わり、人々の暮らしに大きな影響を与えました。
 
日ごろ当然として受け取り、当たり前として使っていた数々の身の回りの品々やシステムとかサービスが、なにやら高嶺の花のようになって当たり前ではなくなってしまっております。
 
石油エネルギーとして形を変えた「火」、あるいは別の石炭、天然ガス、エネルギーとしては電気もございますが、「火」というもの、エネルギーという人間生活に不可欠なものに対して日頃感謝が足りていたのか、当たり前のようにそのあたりに転がっている物として粗末に扱っていなかったかを、もう一度考えさせられるような一件でございます。
 
「火」のみならず「水」も、大地に実る食料も水中から得る食物も、これまで当たり前としてきたことは当たり前ではなく、「まことに恵まれたことである」と、より一層の感謝をしつつ使用する様にとの天地の意思であろうかと感じる次第の夏の終わりでございます。
 
◆平成二十年(2008)九月お知らせ

場所 大祖教住吉教会
日時 平成二十年十月十八日午前十一時より
 
皆さんお揃いでお参り下さい。お待ち致しております。
 
皆様御元気でいらっしゃいますか。暦の上では、九月七日が白露となっており、朝晩は少しずつ気温が下がってきました。暑さももう少しの辛抱です。
 
近頃、後期高齢者医療費負担が、色々取り沙汰されていますが、今月は医療の事で、お話したいと思います。
 
日本は、今地域医療、特に地方に於ける医療が大変で、特に産婦人科、小児科では、医師不足の為、公立病院で閉鎖が相次ぎ、存続出来なくなる危険にさらされています。少子化が問題となり、少しでも沢山の子供が生まれ、健やかに育って欲しいのに、これは何とした事でしょう。
 
東京では放送されない某番組によると、産婦人科や、小児科の医師の勤務は、それは激務で、昼、夜、問わず当直でなくとも呼び出される事が多く、それが緊急の手術になる事もしばしばで、よしんばその日そのまま睡眠が取れない状態でも、翌日の仕事は変わりなく、患者さんを看なければならないのです。
 
余りにきつい為、止める医者も多く、少ない人数では支えきれなくなって、閉鎖に追い込まれるのです。
 
そして、もう一つは、有る時から厚生省の通達で、患者さんの事を、「患者様」と呼べと言う事になりました。様を付けて呼ばれる様になると、患者の方は、何でもかんでも文句を付ける様になり、命は助かって当たり前、何jか気に入らない事があると、すぐに訴えるという風潮になってしいまいました。
 
こうなると、自分の命を削って治療して上げたのに、とそのやりがいの無さ、体力的に持たない事もあって、皆勤務医は止めてしまったのです。
 
しかし、医者が居なくなれば、困るのは患者さんの方で、ある所では、子供を持つお母さん達は、結束をして役所に訴えました。役所では、「現状は良く分かっている、もう二三年待って下さい。」という返事が返ってきました。
 
お母さん達は、役人に頼んでも駄目だという事を悟りました。そして、皆で手を組んで、改革を始めたのです。
 
先ず、夜間ばかり行く事を止めました。今迄は待つ時間を短縮する為に、わざわざ昼行かず、夜行っていたのです。そして、本当に病院へ行く事が必要か、どうか良く見極めて行く事にしたのです。
 
そして、もう一つ、子供と共に看て頂いたお医者さんに「有り難う」と言う様にしたそうです。
 
この結果、夜の診療が減って、昼の診察もあふれかえる、という事は無くなり、医者に「有り難う」と感謝の言葉を伝える事によって、お互いの信頼関係が深まり、その病院は、お医者さんの数も増えてとてもうまく行く様になったそうです。
 
感謝の言葉は、とても大事です。お互いがお互いの立場を思いやり、感謝しなくては、この世はうまく行きません。
 
一月より四月迄は、神様の世界の行の期間、五月より八月迄は先祖に対する行の期間、九月より十二月迄は人間界の行の期間となっています。ですから、今は人間界の行の期間なので、いつもより一層人と人の結びつきを大切に、己をわきまえ、感謝の言葉で円滑にして、思いやりの心を持って、神様の言われる地上天国にしたいものです。

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