七月一日、これは一年を二つに分けて下半期の始まりの、下半期の正月に当たる日です。
徳を授かるに現界に現われてきた現実という目に見えるものに捉われて、衣食住のために追い回されて、この世の徳にのみ走り、神様の存在すら忘れて、感謝するどころか、海の幸も山の幸も野の幸も当たり前になってしまって、自然の摂理というものから離れてしまったため、一時的に人間的な努力により徳をつかまえているが,すぐに徳に脚がはえ羽がはえて友達を連れて逃げ出ます。徳に逃げられた人間はみじめで、今まで好き勝手にさせていただけていたのに,それが消え失せ周囲が暗くなったときには、心はさびれ、さもしく寂しさの後を心に残し、その心は傷ばかりが残って罪と傷の痛手にしだいしだいと落ちぶれて不足と憂い、罪と病の四苦の苦しみにあえぐこととなってしまいます。
バブルの頃とその崩壊後のこの国がどのようになってしまっていたかということも一つの例です。自然の摂理に合うようにするということ、それにはまず感謝すること。海の幸に感謝し山の幸に感謝し野の幸に感謝し、海山野のことに従事する人々に感謝することができたなら、心より感謝することができたならば、あべこべに苦労しなくちゃいけなくなるような世では、なかったはずなのだということになるのです。海山野に対して感謝のなかったことが罪ではあっても、いかなる事があっても、感謝することができたなら、罪と悪は消え去るのです。
感謝と、人徳と物の徳に満ち満ちることが神様の御心にかなうことなのです。上半期が過ぎ下半期が始まるこの梅雨時は、衣食住に対して感謝が足りていたか、周囲の人たちに対してどうだったか、感謝が足りていたかこの半年を振り返ってみる、もっと長い間のことを考えてみる良い機会であるともいえます。
平成二十年六月
◆お知らせ
今月で、平成二十年の下半期は納めとなります。先日の五月二十五日の第六十一回開教記念祭は、皆様の御協力で無事に終える事が出来ました。数々の御協力に対し、心より御礼申し上げます。天女コーラスでは、何方も知らなかった曲を数回で仕上げ、神様に奉納出来て本当に良かったと思っております。幸せな時間を皆様と共に過ごせました。心より感謝いたしております。ほっとしたのも束の間、もう心は既に、秋の御誕生祭は何の曲にしようかと、思案しています。
今月の御神話解説にも有ります様に、この半年、自分は一体神様から見て、合格点は頂けるのか、不合格だったのではないかと随分反省しております。
七月一日より、平成二十年の下半期に入ります。西の宮の大祖教本部教会におきまして、海山野開き祭の行事を執り行わせて頂きます。上半期の海山野の徳に対する感謝と共に、下半期も豊かな海山野の幸を頂ける様に、神様に心を尽くしてお参りなさって下さい。
◇海山野開き祭
| 場所 | 大祖教本部教会 |
|---|---|
| 日時 | 平成二十年七月一日午後一時より |