四苦の苦しみとは、この世を生きていく苦しみ、老いる事、病める事、死ぬ事、この様な事で苦しみ悩む事は、本来は無いのでございます。
目に見えるもの全ては物の世界であり、人も物も動物も全て夫々が用を足しにこの世に来ている姿に過ぎません。しかしこの世は物質によってある程度の幸せを得る事が出来るのも事実でございます。
だからこそ、物質にこだわらず、目に見える限りある物に悩まされないで、絶対消えない世界、心の世界の尊さを信じて、何が真で何が虚であるかを学ばなければならないのでございます。
物にこだわる「動物心」から抜け出して、生の元で甦すには、あらゆる事に目をつぶる事です。目をつぶるとは、良い事には目を開いて、悪い事は一切見ない事、良い事だけを聞き悪い事は聞かない。そして色眼鏡で物を見ない習慣が付いてくれば、だんだんと苦しみは消え去って行くのです。
ですから、自分の過去の絆は振り返らずに、今の今を生かす心になる事です。それと同時に、神の道の法則を破らない事も縺れを作らない事となります。それが病や死への恐怖心も無くなり、四苦の苦しみから抜け出す事の出来る一つの手だてとなります。
例えば、六時、十二時の前後十分は、お手洗いを使用しない事も、係の神様への御遠慮であり、無言で用を足し、外から話掛けられても話さない事。お目出度い日には、心を清ます事から、お清汁にしてお味噌は避ける事。御鯛やお目出度い時にお供えした品は、お味噌と一緒には使わない事等、陽と陰とのけじめを付ける事も、神の法則を守り、縺れを作らない事になるのです。
神の法則に従うという事は、神あっての自分という謙虚な心に立返る事なのです。嫌な事件等のニュースには、ピントを合わさないで、「見ざる言わざる聞かざる」を心掛けて生活して参りましょう。